2022/10/21 22:29
前回の「モロッコでiPhone盗難に遭いました。その①」の続きです!
先ほど発送が終わり
ようやく落ち着いてブログアップとなりました🙏🏻
お待たせしました!(てか誰が待ってるのか、この話😂)
***
盗難直後。
タクシープールにいた
ドライバーやその他の人に
すぐ近くの交番を教えてもらい行ってみたら
ポリス不在。
とにかくドアを叩いても出てこない。
疲労困憊だったので
ホテルに直ぐ帰りたい気持ちを抑えられず
タクシープールに戻って交番を教えてくれたドライバーに
ジャマエルフナの警察でも大丈夫かな?
と聞くと、大丈夫だよと言われたので
一旦メディナへ戻ることにしました。
メディナに着いて急いでホテルに戻り
買い付けた生地を置いて間髪入れずに
ジャマエルフナの警察に行って事情を話すと
「ここでは出来ない、生地スークの警察に行って」
と言われてしまい、
「えぇ〜!!!また戻るの?タクシードライバー達はジャマエルフナでも大丈夫って言ってたよ!」
と言っても
なんだかセクションが違うとかなんとか。
生地スークの警察の住所を書いてもらって
ここで事情を説明して
と。
生地スークの警察、英語話せるのか心配だから
アラビア語で、私がiPhoneスリに遭ったこと
盗難証明書が欲しいことを書いて
と言ったら、
英語話せる人を見つければ大丈夫。誰かいるから
と笑
いやいや、いなかったらどうすんのよ?
何度手間かけさせるのよ??
「ただ書くだけじゃん!書いて!」
と強く言ったら書いてくれました笑
(ただ、それが本当に私の希望することが書かれているのかは分からないけど、アラビア語なんで…)
ちなみに今日行かないとダメ?
明日でもいい?
と聞くと
「明日でも良いけど、今日がベターだね」
と。
お腹減ってたし、スークで確認したい事や
買付予定のものがあったので
明日でもいいなら明日にしようかと思ったけど
今日がベターなら、ここはやはりモロッコ。
今日行くか。
ということで
メモを持って、再びメディナのグランタクシープールへ戻り
いつも生地スーク行きのタクシーが溜まってるあたりに行って
ポリスが書いてくれたメモを見せると
そこら辺へ行ってくれるタクシーを教えてくれました。
教えてくれたおじさんがそのタクシーのドライバーじゃなかったので
グランタクシーが満杯になって
そのまま別のドライバーが乗り込んで出発してしまったけど
果たして私はちゃんと警察に行けるのだろうか…?
出発して少ししてふと思ったけど
そういう所はなんか伝達してくれてたみたいで
いつもとは違う道のりにキョロキョロしてると
あるところでドライバーが私に声をかけてくれて
ここで降りろと言われ、
全く警察らしき建物が見当たらないから
「ボリス!ボリス!」
というと
指をさされた向こうに警察が。
おかげさまで無事にたどり着くことができました。
警察にて、英語で挨拶すると
アラビア語で返ってきて、
あ、これ英語ダメなパターンじゃんね。
すかさずメモを見せると
若めのポリスがやって来て
英語で事情を聞いてくれました。
彼らの対応は割と優しくて、
しっかり私の話を聞いてくれている感じは受け取れました。
なんやかんやで、今度は別の警察に移動することになり
そこで盗難証明書を発行するとのこと。
パトカーが迎えに来てくれて、乗り込んで
次の警察に直行するのかと思いきや
スークや街中を巡回し始め
なんか一緒に犯人探しみたいな事が始まりました😂
いやいや、分かんないよ…
最後にスラれた現場を見に行って、
ここでやられたと説明し
その後別の警察に到着。
一緒に巡回してたポリスは私をその警察に引き継いで
帰って行きました。
そしてまた、同じことの繰り返し。
・何があった?
・どこでスラれた?
・スマホはiPhoneか?
・iPhoneのシリーズは何か?
・icloudしてるか?
これ、さっきも同じこと聞かれたんだけど…
もう一度答えて、今度は私の詳細を聞かれたんで
パスポートを見せて、
私の仕事と何故か両親の名前
なんで生地スークに来たのか
など色々説明して
調書を作ってくれました。
ただ、とにかくスペルミスが多くて
たまたまPCの横から覗いてみると
「あ、ここUが抜けてる」
とか
「ここはiじゃなくてeだよ」
とか。
指一本でタイピングしてるおじさんが
最初は可愛いなと思ってたけど
この長所を作るのに2時間くらい掛かってて
最後にはだいぶイラついてました(笑)
喉渇いたからハヌート行って来ていい?
あとちょっとで終わるから
…
って全然終わらないし!
この日やりたかった仕事が全てできず
朝からほぼ何も食べていない状態で
空腹感通り越して、よく分からない状態になり
最後はもう、ぶすーっとした顔でずっと座ってました。
ちなみに調書作成中はずーっとトランシーバーがガヤガヤうるさくて
なんか聞いてると犯人探ししてるような雰囲気?
調書作ってるおじさんが
「犯人の肌の色はブラウンか?」
とか
「服の色は何色だった?」
とか
髪の毛は
バイクの色は
etc….
一瞬のことだったし、
モロッコ人の顔も私が特徴を言ったらきっと全ての人に当てはまりそう。
(当てにならないよね)
「え、犯人探ししてるの?」って聞いたら
「Yes!」
え〜あんなの捕まるんかな?
もし捕まえて、iPhone取り返してくれたらマジですごいけど
多分既に売られてるか、バラされてると思うし
洋服だって着替えてる可能性あるし
若い奴らはみんな大体バイク二人乗りしてるし…
普通に考えても
ちょっと私だけの情報じゃ無理でしょ😅
容疑者捕まえたって絶対嘘つくだろうし
iPhoneが手元に無ければ証拠も何も、ねぇ…?
まぁなんか犯人探しに躍起してるけど
私はそもそも「盗難証明書」を早くゲットしたいだけ。
もうiPhoneなんて諦めてるんだけど。。。
実はそれも何度も言ってるんだけどね。
最初の警察でも盗難証明書が欲しいと。
素人が見てもモロッコポリス達の犯人探しは
ただの時間の無駄な気がしました。
***
お!やっと書類作成終わり?
と笑顔が戻った瞬間
「じゃぁ、明日またここに来て。フランス語に翻訳した盗難証明書渡すから」
え、、、
今日もらえないの?
「うん、明日。」
ポリスメンがまたパトカーに乗っけてくれて
そしてもう一度街を巡回。
いやいやもういいから。
早くメディナに帰りたいよ…
とにかくお腹減った。
最後タクシープールまで送ってくれて
そこでもう一度現場でこういう感じでやられたよ
って説明して。
無駄に長い1日が終わりました。
ちょっとこれ、まだ完結出来なさそうなので
また改めてその③を書きたいと思います!