2022/10/19 16:20
今年のモロッコ渡航は本当に災難続き。
今度こそはスムーズな買付を!
と心に思っていたものの、
実は出発日から
iphoneケーブル忘れたり(空港で買う羽目になった)
ボールペンを落としたり(落として失くなったと思ったら出てきた)
メジャー持ってくるの忘れたり
(モロッコで購入したのに、今更ながら昨日スーツケースの奥底に発見。)
なんだか妙に変なことがあるな〜
何かの暗示かな〜
こんなくらいで済んだら良いな〜
と思っていた矢先
一昨日、白昼堂々とiPhoneを盗まれました。
少しでもこれからモロッコに行こうと思っている方の参考になればと
状況詳細を書き留めますね。
【 iPhoine盗まれたシチュエーション 】
●マラケシュ郊外の町「生地スーク」と私は呼んでいます。
(観光ポイントでは無いので基本一般の方は行かれる事が無い場所です。
ただ地名に関しては、大事な取引先があるのであえて伏せさせて頂きます)
●時間は15:30頃
●盗まれポイント(エリア)はグランタクシーステーション
●ストーリー
スークで代行依頼品を買付し、コロコロに約25kg位の商品を乗せて
パンパンに商品が詰まったリュックも背中に背負った状態で
スークからグランタクシーまで徒歩で向かっていました。
朝からご飯を食べる間もなく来てしまい、
お腹はぺこぺこ、だけどスーク内で約2時間ほど買付に集中していて
空腹感を忘れていたものの
買付が終わり、外に出ると気温30度以上の暑さで
一気に喉が渇き、ひとまず水を買って飲みながら
炎天下の中をひたすら歩いていたのですが
ホッとしたのか空腹感も襲ってきて
早くメディナに帰りたいという気持ちばかりが
頭の中を支配してました。
疲労困憊
背中には重いリュック
手にはカートに乗せているとはいえ
25kgの商品を引いた状態で、
道路はでこぼこ。
買った水を飲むときは両手が塞がってしまいます。
そしてiPhoneはポシェットの様に下げて携帯するタイプ。
照り付ける日差しが眩しくて
サングラスもしてなかったから視界も悪く
iPhone ぶら下げて
歪んだ顔をしながら歩いているアジア人は
格好のターゲットになったんでしょうね。
生地スークはローカルの人がほとんどで
カブのような原付に乗っている人もかなり多いです。
グランタクシーの場所へ向かっている間にも
たくさんのバイクに乗った人たちとすれ違いましたが
恐らく、そのすれ違った人たちが私を尾けて来ていたと思います。
ようやくタクシープールに到着し
目の前にはメディナ行きのタクシーが数台並んでいて
はぁ〜やっと着いた〜!
と思った矢先
背後から二人乗りのバイクが近づいてきて
あれ?と思った瞬間後ろに乗っていた若者の手が伸びてきて
私の肩に下げた紐から
お腹辺りにぷらぷらと揺れていたiPhoneだけを掴み
グッと下に引っ張り、ブツっともぎ取って
そのまま走り去って行きました。
一瞬のことでしたが
抵抗しようと肩から下がっている紐を私も引っ張ってしまい
余計に取りやすくなってしまったかもしれません。
今考えれば、
あの時逆に体当たりして
バイクごと倒してしまえば良かったのかも
とか
なんで左手に持っていた25kgの荷物を離さなかったんだろう
とか
色々と考えてしまうことがいっぱいありますが
考えると悔しい気持ちでいっぱいになってくるので
今はもう考えないようにしています。
ただ、もぎ盗っていった人の
あのニヤついた顔が正直今でも忘れられません。
***
盗られた時
「チーーーフ!!!!!」
と思いきり叫んで
(実はモロッコでスリの瞬間を何回か垣間見ていて
モロッコ人の友人にはスリに遭った時は「チーフ」と叫べと
言われていました。発音・スペル、何語かはわかりませんが😅)
そうすると、周りにいたタクシードライバー達や
地元の人たちが集まって来てくれて
走り去るバイクをすごく非難してました。
チーフを理解してくれたのだと思います。多分。
まぁ、あれだけデカい声で叫べば
伝わってなかったとしても
「何事????」
ってなるか😅
その後周りの人達には
近くの警察はあそこだとか
あのモスクにカメラがあるから映ってるはずだよ!
とか、カートの荷物を持ってくれたりとか
すごく優しく接してくれました。
最後には警察に事情を説明するのに
紙にアラビア語で詳細を書いてくれました。
生地スークの警察(交番みたいなところ)が近かったので
そこに行ってみたものの開いてなく
またタクシープールに戻り
一旦メディナに帰ると伝え
ジャマエルフナの警察に出向くことにしました。
続きは警察でのやり取りを書きたいと思います!
まだモロッコにいますので
これから発送などとりあえず仕事します。
※iPhoneスラれたため、写真がなくてすみません🙏🏻
ここまで読んでくださった方、ありがとうございます!